政務活動費、年間3276万円、本当に必要ですか?

2025年 03月 17日

私の主張

「年間3276万円かかっている政務活動費を廃止して、議員は歳費の中で活動すべし。余ったお金は減税して市民にお返しするか、本当に必要な団体が使えるようにする」

政務活動費とは

給料とは別に「調査・研究など」のために議員が使えるお金のことです。

奈良市議会議員は、年1000万円の歳費があり、それとは別に、政務活動費があります。

金額は月7万円、年84万円です。

お金が余ったら返してね、という制度なのですが、ほとんどの議員が綺麗に使い切っており、報告書の多くが「残金0円」です。

市民の中には「7万円くらいええやんか。ちゃんと市のために使ってくれてるやろ?」と考える人もいるかもしれません。

市議が39名もいれば、その予算は年間3276万円になります!

奈良市ウェブサイトでは、奈良市議の政務活動費について、公開しています。(*一番下にリンクを貼ります)

何にお金を使えるのか

各種団体の月会費、研修旅費(交通費、宿泊費)、弁護士相談費用、

新聞や書籍購入代、ネット使用料、ホームページ管理費、

PC周辺機器購入代金(パソコン、プロジェクター、マウス、ヘッドフォン)、

用紙インク、チラシ印刷、ポスティング、人件費、事務所費、

令和5年度の報告を見ると、これらの費用が計上されています。

疑問に感じること

普通の市民の方は、自分が入りたい団体や勉強会があれば、自分のお給料の中から、お金を払って入りますよね?

毎月かかるインターネット代や、新聞代は自分で払っていますよね?

市議は「政務活動」という名目で、みんなが払った税金から支払ってもらえる、無料で使えるんです!

タダっておかしくないですか?

政務活動費のような「余ったら返してねシステム」では、1000万円の報酬がある議員であっても、どうせ返すお金だったら、できるだけMAXまで使ってしまおうと考えるものです。

普通の人が考えるような、出来るだけ安くて、性能がいい商品を買おう!とか、お金を払ってチラシを印刷するより、無料で発信できるSNSを使って経費節約しよう!とはならないのです。

一方で、奈良県の平均年収は374万円〜508万円、保育士さんは318万円です。(*ネットに載っていた数字なので訂正があれば教えてください)

市民の2倍、もしくは3倍の報酬を得ている議員が、ネット代、新聞代、パソコン購入費や、P C周辺機器のお金を市から出してもらえるのは、私は間違っていると思います!

例えば、高額なパソコン、プロジェクター、ヘッドフォンも、税金で購入されており、

令和5年度

阪本美知子市議、プロジェクター購入費、64,000円

鍵田美智子市議、ヘッドフォン購入費、18,140円

令和3年度

中西吉日出市議、パソコン購入費、124,720円

岡田浩徳市議、パソコン購入費、115,280円

これらは市民が負担しないといけないのでしょうか?

もっと悪い見方をすれば、買った商品を中古屋へ持っていったり、メルカリで売却すれば、そのままお小遣いになる、ということです。

こういう転売行為はされていないと信じたいですが、議員の事務所や家の中まで入っていって、チェックできるようなものでもありません。

政務活動費の報告はエクセルではなく、PDFなので、ページを開いて書類を眺めないといけないので、とにかく見にくく、上記の4件はごく一部、私の記憶に残ったものだけです。

岡田浩徳市議はパソコン購入以外の444,720円を返金し、翌令和4年度には810,360円を返金した事実も申し添えておきます。

一部だけ紹介して名指しするのはフェアじゃないと思いますが、全部知るには一番下のリンクを見てください、としか言えないのです。

そのページを開いて見たとしても、とても見にくく、こんなことに税金が使われているのか、と考えるだけでイヤになってきます。

そして最後にはこれをチェックしたところで、何も報われないので、やっぱり誰も見ないんです。

多くの議員は年84万円を綺麗さっぱり使い切っている方が多いです。

私ならこう使う

3276万円の予算があれば、まずは減税すべきです!

「高齢者や弱者がいて、困っている人がいるから、増税している」と言われてきたし、みんなそう信じてきたのです。

政府や役所に税金が余っているなら、市民の生活は苦しいので、減税してみんなにお返ししましょう!

報酬1000万円の議員は、”困っている人”ではありませんよね。

その次に考えるとすれば、地元の観光協会や地域おこし団体が、予算不足でマップを更新できていない現状があります。

急にマップの話になった理由は、観光協会のお手伝いの時に、マップを更新する予算がなくて・・とお話を聞いたからです。

周辺のお店のオススメ情報や、観光スポットは毎年変わります。

新しいデザイン費、打ち合わせ費、人件費、両面カラー印刷代、これらは100万円もあれば充分足りるでしょう。

観光客は初めてその地域に来るので、何がどこにあるのか分かりません。

マップが見やすくて、豊富な情報があればとても嬉しいです。

周辺のお店は売り上げアップにつながると嬉しいです。

みんなの満足度が上がれば、観光協会(地域おこし団体)はやりがいを感じて、もっと仕事にやる気が出るでしょう。

誰も読まない市議のチラシを税金を使ってガンガン刷るよりも、観光協会や地域おこし団体がマップを作って、観光客に配るほうが、公益性があって、よっぽど有意義な使い方だと思います。

時代に合わせて、今までとは違う予算の使い方、考えていきたいと思います!

奈良市ウェブサイト 奈良市議の政務活動費

https://www.city.nara.lg.jp/site/narasigikai/9920.html